「あ!キュウリ置く場所がないんだけど!」と、場所の奪い合いが起きたり…
逆に冬場になると「あー、今日も〇〇さんお休みか。カゴがすっぽり空いてて寂しい売場になっちゃったな…」とため息をついたり。
店舗スタッフの方も生産者の方も、日々「売場づくり」に頭を悩ませているのではないでしょうか?
今回は、2回シリーズで直売所の売場づくり、レイアウトについて考えてみたいと思います。実はこの売場レイアウト、コンサル・セミナーの際にも良く質問・相談されるベスト3なのです。現場の皆様が強く思っている興味ある分野だと思います。前編の今回は、皆さんの直売所でも必ず取り入れている、2大陳列のおさらいです。一緒に「あるある!」「なるほど、確かに」のブログ読んでみてくださいね!

■ 直売所レイアウトの2つの基本パターン
直売所・産直コーナーの陳列レイアウトとしては、大きく分けて「品群陳列」と「生産者陳列」の2種類がある
① 【品群陳列】(カテゴリーごとの陳列)
トマトならトマト、キュウリならキュウリと、同じ品群は同じ場所に固めて陳列する方法です。
生産者が違う同じ品群商品が、品種や量目、価格違いで整然と並んで陳列されます 。スーパーの青果売場なども大体この陳列方法です。
【メリット】
・お客さまからすると選択商品が隣り合わせで並んでいるので、選びやすく買いやすい売場と言えます 。
・店舗側からしてもボリュームの強弱を付けやすく、管理し易いレイアウトとも言えます。
【デメリット】
・同じ品群が一か所に並んでいるため、価格競争に陥りやすい傾向があります 。
・陳列量と売場スペースがマッチしていないと、後から来た生産者の商品が並べる場所がありません。他の生産者商品を時には押しのけたり、上に重ねたりして、トラブルになる事があります 。
・スーパーですと8割以上、直売所でも6割以上がこの品群陳列を取り入れている印象があり、差別化し辛くなってきています。
・特定生産者や栽培法などで購入商品を「指名」で探しているお客さまにとっては、探し辛い陳列方法かもしれません。
② 【生産者陳列】(人ごとの陳列)
生産者ごとにカゴやスペースを与え、その売場をある程度自由に活用してよいと言う方法です。
【メリット】
・カゴの中にその生産者の様々な野菜や果物、時には加工品も一緒に入って陳列されます。基本は同じ位置に設置してあるので、特定生産者や栽培法などで選ぶお客さまには、「あの人の売場はあそこ!」と一目散に到達しやすく探しやすいです。
・生産者自身もそのカゴ=自分だけの売場、テナントなので、POPや装飾などで自分自身をPRするのは施設側がOKすれば案外容易いです。
・同一商品が隣り合わせで陳列される可能性が低いのと、個性的な陳列で価格比較がされ辛い傾向にあります。
【デメリット】
・品種と量のバランスを取るのが難しいことです。例えばお休みの生産者が居ると、その生産者のカゴやスペース分だけすぽっと空いて歯抜け状態になってしまい、貧相になり売場効率も悪化してしまいます。特に冬場や端境期などは半分以上が空いてしまうなど、毎日の売場管理が店舗側にとって難しいケースも良く聞く話です。
・カゴの管理も生産者に一任していると、基本スタッフは触らなくなります。その為、カゴが衛生的に汚れていたり、傷んだ商品や虫の死骸を見落としたりなど、品群陳列の時よりはルーズになりがちです。

■ 皆さんの売場、マンネリ化していませんか?
今回、このブログで産直関係者の皆様にお伝えしたい事は、皆様の直売所・産直コーナの陳列レイアウトが「品群陳列」「生産者陳列」どちらを選んでいたとしても、マンネリ産直売場になっていませんか?!と言うことを問いたいのです。
では、マンネリ産直売場をメリハリ産直売場にイメチェンするには?
実は「陳列方法」ではありません。続きは次回、来週月曜日のブログにてお伝えします!
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【参考資料・転載元】
※本記事は「産直販売マーケティング超入門」を基に作成・一部転載しています。

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