2026年10月、貴店の産直売場はこう攻めなさい!
―お客様の生活のワンシーンを想像させる売場づくりが勝負の分かれ目―
店舗スタッフ、そして生産者の皆様、秋の足音が本格的に近づいてきましたね。
10月は、きのこ、新米、ハロウィン用のかぼちゃなど、売場に季節感を出せる商材が自然と揃う、非常に売りやすい月です。
しかし、「かぼちゃを積んだ」「きのこを山盛りにした」だけでは、実はお客様の心は動きにくくなっています。
今の消費者が求めているのは、秋の商品そのものではなく、「その商品を使って、どんな楽しい秋の時間を過ごせるか」 という提案なのです。
今回は、2026年10月の産直売場ですぐに実践できる、具体的な「攻め方」を4つのポイントに分けて解説します!
■ 攻め方1:最大のチャンス!「秋の収穫祭」を計画せよ
10月は「秋の収穫祭」や「農業まつり」を実施するのに最高のタイミングです。
「今までやったことがない」「準備が大変そう」と敬遠しているなら、それは非常に勿体ない!このイベントは、お客様・生産者・店舗の「三方良し」を生み出す鉄板企画です。
【実践ポイント】
* 生産者を巻き込む: 「〇〇さんの新米」「〇〇さんの採れたて野菜」など、生産者の顔が見える対面販売は熱気が生まれます。早めに生産者さんに声掛けをしましょう。
* お楽しみ要素を入れる: ガラポン抽選会、詰め放題、キッチンカーの誘致など、滞在時間を伸ばす工夫を。
■ 攻め方2:前半戦は「日常×小さなイベント」で惹きつける
10月前半は、販促カレンダーを見ると食の記念日が目白押しです。(1日:コーヒーの日、日本酒の日、8日:そばの日、15日:きのこの日 など)
ここで大事なのは、イベントを大々的にやりすぎるのではなく、「日常の中に軽くイベントを混ぜる」 感覚です。
【実践ポイント】
* 「過ごし方」をPOPに書く:
* ×「今日はコーヒーの日!大安売り」
* 〇「秋の夜長に。読書のお供にぴったりのコーヒーと〇〇工房の手作り和菓子」
* 少し気温が下がる夜に向けて、温かい飲み物やスープ商材と一緒に、産直の秋野菜をクロス展開してみましょう。「今日は家でちょっとゆっくりしようかな」というお客様の気分に寄り添うのが正解です。
■ 攻め方3:10/31(土)のハロウィンは「おいしそう」が正解!
今年のハロウィン(10/31)は「土曜日」です!
これは週末の家飲みや家族での食卓イベントとして、売場が非常に作りやすい絶好のカレンダー配置です。
最近のハロウィンは、仮装などの「かわいい」要素よりも、「ちょっとおいしそう」「少し写真を撮りたくなる」 くらいの、大人も楽しめる温度感が受けています。
【実践ポイント】
* 頑張りすぎない非日常の提案: 紫キャベツ、かぼちゃ、カラフルなパプリカなどをまとめ、「週末ハロウィンは、彩り野菜のサラダで!」と提案するだけ立派なハロウィン企画になります。
* 精肉やワインコーナーの近くに、ハロウィンカラーの産直野菜を置いてみましょう。「週末のちょっとした家イベント」として、自然と手が伸びます。

■ 攻め方4:後半戦は「冬の入口」を先取りして売る
10月も後半に入ると、お客様の気分は「そろそろ冬に向けて整えておきたい」というモードに切り替わり始めます。寒くなってからではなく、「寒くなる前に置いておきたい」需要を狙います。
【実践ポイント】
* 鍋物提案のスタート: ネギ、白菜、きのこ類をまとめ、「急に冷え込んだ日のために」という提案で鍋物コーナーを立ち上げましょう。
* 健康提案と絡めることで、「今のうちに買っておこう」という動機付けが強くなります。
大パック・箱売りには「食べ方&保存方法」が必須: 旬の果物などの箱売りや大パックの横には、必ず「食べ方&保存方法」のPOPを添えてください。「こんなに要らないわ…」というお客様の“買わない理由”を払拭し、まとめ買いを後押しします。
まとめ:売るのは商品ではなく「秋の時間」
いかがでしたでしょうか。
2026年10月の産直売場は、季節の商材をただ並べるだけでなく、お客様の生活のワンシーン(週末の食卓、秋の夜長の家飲み、少し早い冬支度)を想像させる売場づくりが勝負の分かれ目です。
まずは今週末、売場のPOPを「〇〇円」から「〇〇な過ごし方に」へ、一つ書き換えてみませんか?

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