前回の【前編】で
「お店の前を、毎日たくさんの車が通り過ぎていくのに、なかなか入店に繋がらない…」
と嘆いている店舗は、
「お店がお客様に認知されていないから?」
その対策の一つとして、
「誘導看板」
の改善・設置を提案しました。
「後編」の今回は主に「ドライバー目線で走ってみる」「ストーリーを持たせた配置」「0.5秒で伝わるキャッチコピー」について、具体的に掘り下げてみたいと思います。

誘導看板の棚卸し確認
①「ドライバー目線で走ってみる」
というのは、「お客様の気持ちになってハンドルを握る」「初めて当地を訪れた行楽客目線と心理状態で」含めて調査しましょう。ターゲット層がある程度はっきりしているのなら「家族連れ」「若者グループ」「インバウンド客」など絞った「目線」だとより有効です。
②「ストリーを持たせた配置」

事例:ストーリー性を持たせた誘導看板配置
また、看板は1枚で完結させるのではなく、ストーリーを持たせた『段階的配置』が効果的です。
大型看板で遠方から店舗の『存在を認知』させます。→誘導看板で『あと少し』と安心感を与えながら案内します。→入口看板で迷わせずに『駐車場へ誘導』します。
さらに、近隣に競合店などがオープンした場合は、その競合に向かう車客を途中で『食い止める』配置や、帰り客を『捕まえる(再認知させる)』配置など、車客の動線を計算した戦略的な看板設置が威力を発揮します
(事例)

①これから「大型道の駅」を目指している車客に対して、「看板」で「直売所」の存在を認知。
②「大型道の駅」からの帰り道客に対して、「誘導看板」で、「直売所」へ誘導。
③IC出口から出てきた行楽客に「誘導看板」で、「直売所」の存在と誘導。
④「直売所」直前で素通りや見落とし通過を阻止
この事例(マーケット)の場合、最低でも4ヶ所の誘導看板が必要です。
③「0.5秒で伝わるキャッチコピー」
「車を運転しているドライバーが看板を見る時間は、わずか『0.5〜1秒』の一瞬です。イメージはSNSのトップページ。
この一瞬で心をつかむには、単なる施設案内ではなく、『ここしかない、地元のうまいもん』や『新鮮!おいしい!楽しい!』といった、思わず立ち寄りたくなるキャッチコピーと、遠くからでも目立つ視認性の高いデザインへの刷新が必要です。①「ドライバー目線で走ってみる」と併せてどういう心理状態(期待感や必要性など)で看板前を通過するであろうか?看板を見た瞬間「ねえねえあれ見て!?」と同乗者が声を上げたくなるような「令和の看板」を検討してみてください。
その前の事前準備。
先ずは、自店看板の設置状況の「棚卸し」を行ってみましょう。近隣マップに「既存看板」位置をプロットし、サイズや費用、デザインなど画像を取り込み、詳細を書き込みます。
これを各5点(15点満点)で採点して、全員で課題を整理してみましょう。

看板は、24時間365日働き続ける「最強の営業マン」です。
当社では道の駅や食品スーパーに特化した、「商圏診断」や「通過人口分析・滞留人口分析」などマーケットリサーチ業務も行っております。誘導看板の見直しや改善、商圏構造の再確認などに最適だと思われますので、併せてご検討お願いします。
皆さんの「勇気ある行動」期待しております!

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